北海道内にならどこにでもありそうな、山に囲まれた小さな小さな村、シリポッケ。
時折火を噴く小さな山とエメラルドグリーンに輝く湖のあるシリポッケ村には、ほんの
少しだけ風変わりな動物たちが、にぎやかに楽しく暮らしています。
 そのシリポッケ村、どこが少し風変わりなのかというと、村の全員が顔に北海道を
持っていて、それが外の人から見ると、とても怖い顔に見えてしまうらしいことだけ。
そのためにひどく誤解されることも多いのですが、怖いのは見た目だけで、優しくて
おだやかな心の持ち主たちばかりです。
 皆、根っからの道産子ですから、人の目などを気にすることなく、前向きで好奇心
旺盛。そんな彼らが正しく理解される日も、きっと、そう遠いことでは無いでしょう。

湖の周長が約400m。シリポッケ村は、学校のグラウンドほどの大きさです。

    どうやってシリポッケ村が出来たのかの
  顛末は、省エネ四コマ漫画で作成の予定。
  1話〜4話は済み。 (5話〜6話は準備中)

シリポッケとは、アイヌ語で「ぽかぽかと穏やかな日和」のこと。
あたかも、「小春日和」のような、「冬の日の陽だまり」のような、
そんな、やわらかくてぬくぬくとした幸福感・・・
それがシリポッケ村にあったらいいな〜、などと考えています。